幹細胞とは
私たちの身体の中には、皮膚や血液のようにひとつひとつの細胞の寿命が短いものがあります。その、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞が幹細胞です。
幹細胞と呼ばれるには、次の二つの能力が不可欠で、一つは皮膚・赤血球・血小板など、身体を作る様々な細胞を作り出す能力(分化能)があること。
二つめは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができるという能力(自己複製能)です。
ヒト由来と植物由来
細胞を活性化させてくれると最近噂になっていて美容に良いと言われている幹細胞は大きく分けて2種類あります。
①ヒト由来の〈ヒト幹細胞〉
ヒトの幹細胞を取り出して人工培養で増やし、その細胞が分裂した時に出るコラーゲンやヒアルロン酸など約200種ものサイトカインなどが入った上積みだけを抽出した『ヒト幹細胞培養液』です。
これには成長因子(グロースファクター)が豊富に含まれている為、再生医療や美容分野で組織再生に効果的とされ注目を浴びています。
現在、美容や医療で最も使われているのが、ヒトの皮下脂肪から採取した脂肪由来の『ヒト幹細胞』で、アンチエイジングに効果的な成長因子が豊富に含まれています。
②植物由来の〈植物幹細胞〉
植物の幹細胞を取り出して人工培養で増やし、その細胞から抽出したエキスを利用したものでリンゴ幹細胞エキスやアルガン幹細胞エキスなどがあります。
高い抗酸化力と潤いを与える効果があります。
対処療法から根本治療へ
この2種類の幹細胞が再生美容での効果が証明されたことで、今までのトラブルが起きてから補うことしかできなかった従来の〈対症療法〉から、そもそもの〈根本治療〉をし、細胞の活性化で究極のアンチエイジングを目指すという次世代コスメとして、今、急速に研究・開発が進められています。
なので、今とっても話題なのです。
90%以上の発毛率
幹細胞は最先端の再生医療現場でも大注目を浴びており、日本では美肌再生治療に活用されている他、発毛率90%以上と言われる頭髪発毛治療にも用いられています。
アメリカや韓国等では既に化粧品成分として広く認知されており、〈幹細胞培養液〉成分配合の化粧品が革新的なアンチエイジング化粧品として人気を集めています!
・シワ改善防止効果
・発毛、育毛促進効果
・白髪を黒髮へと戻す改善防止効果
・高い抗酸化作用
・創傷治癒効果
・ホワイトニング効果
などが挙げられます。
そのヒト幹細胞培養液ってなにからできてるの?
厚生労働省の生物由来原料基準を守る法律で定められて、三世代前からエイズや肝炎を含むウィルス・細菌に感染していない健康な成人女性ドナーの皮下脂肪を採取し、その中から取り出した幹細胞を培養して、溢れ出た栄養素を抽出しています。
もちろんご自身の細胞でも培養ができるそうです。
僕が聞いたお話だと、約500万円前後だそうで、さらに約100万円で細胞治療も可能だそうです(笑)
そして徹底した管理の元、無菌状態下のクリーンルームで医師や医学博士など専門知識と細胞培養技術者が培養、生成しています。
どうして発毛や育毛に効果があるの?
ヒト幹細胞培養液による、頭皮からの根本改善の効果として大きく2つあります。
①毛包幹細胞・色素幹細胞を活性化
正常な黒い髪が生えてくるためには、毛根部にあるバルジ領域というところにある毛包幹細胞(髪を作る細胞)と色素幹細胞(色素を作る細胞)が正常に成熟しなければなりません。
さらに毛球部がある場所まで移動して、毛母細胞となった幹細胞が髪の毛そのものを生み出します。
ヒト幹細胞培養液は、その働きを活性化させ正常に働くようにしてくれます。
もう少し簡単に説明すると、
髪の源を作り出す2種類の幹細胞から、成熟した細胞の源(幹細胞)が毛球部に産み落とされる。
↓
細胞の源が毛母細胞と色素細胞に分かれる。
↓
色素細胞が新たに作り出したメラニン色素を毛母細胞が取り込む。
↓
取り込んだ毛母細胞が細胞分裂し、黒い色素を持った細胞が増え毛となり成長していく。
といった流れを活性・正常化してくれます。
②毛芽(もうが)の再生
真皮層にある毛芽とは、髪が毛穴から抜けきっていて、毛穴が完全に塞がってしまった状態のことをいいます。
その状態でも、毛穴の記憶が眠っており、それを活性化することにより、もう一度毛穴を再生することができます。
ヒト幹細胞培養液には、副作用などもなく、元々自分で生み出すことのできる成長成分を毛穴から吸収させることによって、様々な細胞が活性化され、正常に機能し始めるという画期的な再生美容成分です。
ヒト幹細胞培養液とは、幹細胞を培養するときに幹細胞が分泌する成分です。
(幹細胞自体は入っていないため、理論的な問題や遺伝子の問題はありません。)
①幹細胞を採取 ②ヒト幹細胞 ③体内と同じ状況下で培養 ④細胞の活性を促す200種類のたんぱく質
・タンパク質
・成長因子
・生理活性物質
・SOD
などなど約200種類